2011-10-22
大阪?梅田の阪急百貨店メンズ館のセレクトショップ「ガラージュ D.エディット」が10月15日、「阪急MEN’S TOKYO(メンズトーキョー)」(千代田区有楽町2、TEL 03-6252-1381)の開業に伴い同館4階に2号店をオープンした。(銀座経済新聞)
 ガラージュ D.エディットは、2008年にオープンした阪急百貨店ブラジャー カップ 館の自主編集ショップ。ファッション誌や広告を中心に活動する人気スタイスト野口強さんとコラボレーションし、国内外の新進ブランドをいち早く紹介。大阪店では「トム?ブラウン」「クリス ヴァン アッシュ」などを関西の百貨店として初めて取り扱い話題を集めた。
 2号店となる同店は、「ソフ」「アンダーカバー」など国内人気ブランドから、「アルマーニ ジーンズ」「マーク バイ マーク ジェイコブス」など一流ブランドのカジュアルラインまでをそろえる4階「インターナショナルクリエーターズ」フロアのキーテナントに位置付ける。
 メンズトーキョーのテーマ「ジェットセッター」に合わせ、店内は「コンテナ」をイメージした内壁を使い、スーツケース風什器に商品を並べた。大阪店と比べ、「カップル、家族連れの来店を想定し、買い物しやすい開放感のある環境づくりを目指した」と、阪急阪神百貨店ラグジュアリー商品部ラグジュアリー紳士服商品部バイヤーの西村将仁さん。
 商品は国内外の「新進」ブランドを基準にセレクト。現在は海外から「リックオーウェンス」「アダムキメル」「ウミットベナン」など、国内から「ノンネーティブ」「ホワイトマウンテニアリング」「AKM」など42ブランドを扱い、メンズアパレル、靴、バッグ、アクセサリー、ブック、フレグランス、ガジェットなど幅広い商品約2500~3000点を取りそろえる。ブランドは男女兼用 服 ごとに再構成。オープン当日には「マスターマインド ジャパン」の限定商品を狙った来店客が行列を作った。
 西村さんは「大阪店も含め、世界に名だたるセレクトショップとなれるように常にクリエーティブな売り場作りを展開していきたい」と意欲を見せる。

オープンを2日後に控え、「阪急MEN’S TOKYO(メンズトーキョー)」が10月13日、メディア向けに施設を公開した。旧有楽町阪急を全面リニューアルし、メンズ専門店としてオープンする。旧有楽町阪急は有楽町のマルイ、銀座エリアのファストファッションなどの影響を受け、売り上げが低迷。メンズ専門館として出直すことになった同店は「世界を舞台に活躍するビジネスパーソン、国内外からの観光客などをターゲットにしていきたい」(山口俊比古店長)という。
 
 出張などのビジネスシーンからオフタイムの旅行まで、さまざまなシーンに対応できるように、1階には高級バック売り場を設けた。ラゲージ&レザーグッズに特化し、47ブランドが集結。吹き抜けのエントランス部分には、“男の色気”を表現するために紫色のシャンデリアを設置した。また香水などメンズビューティーも充実させているのが特徴だ。
 2階はリゾート&カジュアル、3階はドレスアップをテーマにブランドを集めた。「1~3階の3フロアで、世界で活躍するビジネスパーソンのスタイルを提案していきたい」(武田肇担当役員)という。
 4階には大阪の阪急メンズ館でも話題になった、スタイリスト野口強氏によるセレクトショップ「ガラージュ D.エディット」が進出。このほか6階には自転車通勤を楽しみたいビジネスパーソンを対象にした「ザ?パーク」が出店するなど、約350に上る国内外の有名ブランドを配置した。
 営業時間は月~土曜日の営業時間を12時~21時と遅めにして、仕事帰りの男性客を囲い込む考えだ。初年度の売上高は120億円を目指す。

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